「なんだか自分のバッシュって、他の人に比べて滑るな」と感じたことはありませんか?
バッシュが滑る人は、体育館のせいかな?と思って、モップ掛けをしたり、バッシュの裏側をぞうきんで拭いたりしていることでしょう。
私が行っているバスケコミュニティーにも、試合中にブレーキがきかず滑っている人がいます。
バッシュが滑ると、ケガにつながることは言うまでもないですし、他の人にも迷惑がかかります。
そこで、バッシュが滑ってしまう人は、どうやったら滑らないのか「滑り止め」について、詳しく調べてみようと思います。
バッシュが滑ってしまう原因ベスト3
これから初めてバスケをやろうと思っている方は「バッシュって滑るの?」と思うかもしれません。
バスケをすでにやっている方たちは、必ずと言っていいほど「この体育館滑るな」と感じたことがあると思います。
「滑る」という原因はいつくかありますので、ご紹介していきます。
1.体育館
「滑る」という原因のほとんどが体育館の問題です。
体育館が滑る主な原因は以下の4つになります。
- ほこり・ゴミ
- 乾燥
- 老朽
- ワックスがけ
体育館はほこり、髪の毛、砂などのゴミがたくさん落ちています。
ご家庭であれば、掃除機を毎日のようにかけているかもしれませんが、体育館の場合そうはいきません。
ほこりやゴミが床に落ちていれば、滑ってしまうのは当たり前ですね。
雨が降っている時の体育館は、滑りにくいと感じたことはありませんか?
ご自宅でも乾燥している時期や部屋が乾燥している時の床は、かなりすべると思います。
体育館も同じく、乾燥していると床が滑りやすくなります。
とくに12月~2月は乾燥する時期ですので、注意が必要です。
完成したばかりの体育館であれば、床が滑るということはあまりありませんが、一般的には数十年使用している体育館がほとんどでしょう。
体育館は、住宅とは違って経年劣化が早いスピードで進行すると言われています。
一般的な体育館は「ポリウレタン樹脂塗装膜」と呼ばれる塗料を床に塗ってありますが、劣化によってはがれてしまい、結果、床が滑るということが考えられます。
もしかしたら体育館へワックスがけをしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ワックスといってもたくさんのワックスがあり「ワックスがいけない」とは言い切れませんが、市販で売られているような「つや出しワックス」や「樹脂ワックス」を体育館に使用した場合、もともとの塗装膜がはがれてしまい、結果、床が滑るということが考えられます。
また、体育館の床は水拭きを禁止しているのが一般的だそうです。
2.バッシュの裏の汚れ
学校での部活や社会人ですとお住まいの地域にある地区体育館でバスケをしていると思います。
更衣室から廊下を通って体育館へ向かうとすればバッシュには、かなりの汚れが付着していることでしょう。
バッシュの裏側部分(ソール)が汚れていれば、滑るのは言うまでもありません。
体育館でバッシュに履き替える人でもバッシュの裏の汚れを確認してみましょう。
3.バッシュの裏ゴムの劣化
バッシュの見た目がきれいでも、裏面のゴムはかなり劣化していることがあります。
スニーカーを履いている人は、靴の裏のかかと部分がすり減っていたりしていませんか?
体育館で使用しているバッシュは、外で履くスニーカーのように極端にすり減ることはありませんが、経年劣化やすり減ることで、滑りやすくなることが考えられます。
バッシュの滑り止めで試したい4つの方法
「バッシュが滑って仕方がない!」
こう思っている人は、バッシュを買い替える以外に、どんな方法であれば滑らなくなるのか、滑りにくくなるのか、試してもらいたい方法をご紹介いたします。
1.モップ掛け
体育館の清掃用具といえば「モップ」ですよね。
皆さんはモップには、以下のような種類があるのをご存知でしょうか?
- 黄色のモップ
- 白色のモップ
黄色のモップは、汚れをこすり取るのが特徴のモップで、主に玄関ホールや廊下等の長尺塩ビシート、クッションフロアなどの仕上げ用のモップと言われています。
一方の白色のモップは、静電気を帯びるのを防ぐための溶剤で加工された体育館用のモップです。
したがって、体育館では「白色のモップ」を使用しましょう。
モップ掛けは、練習後にやられるかもしれませんが、バッシュが滑るのを防ぐには、汚れがある練習前や試合前にモップ掛けをするのが一番良い方法です。
「モップ掛けは練習前や試合前に行う」ことが大切です。
2.雑巾を使用
雑巾をしぼって、バッシュの裏を拭くのも効果的です。
あまり濡れた雑巾はかえって滑りやすくなりますので、しっかりと絞ったほうが良いです。
体育館の入り口に置いておいて、体育館に入るときに雑巾を踏んでから入るのも良いでしょう。
間違っても雑巾で体育館を拭かないようにしてください。
3.手でバッシュ裏を拭く
練習中や試合中に、モップ掛けや雑巾でバッシュ裏を拭くことは出来ませんよね。
手のひらでバッシュ裏を拭きとるのも効果があります。
練習中や試合中でも可能ですが、手のひらで汚れを拭き取るということは、ドリブルやハンドリング時にボールが滑りやすく、手につかなくなる場合もあります。
手でバッシュ裏を拭く場合は、手のひらの汚れをすぐに落とす必要がありますので、気を付けましょう。
4.滑り止めスプレー
滑り止めスプレーというものも存在します。
皆さんご存知のAmazonや楽天市場などでは、滑り止めスプレーがいくつか販売されており、おすすめの滑り止めスプレーをご紹介いたします。
1.体育館用すべり止めシューズクリーナー
バスケだけではなく、体育館でのスポーツで使えるミカサの滑り止めシューズクリーナーです。
クリーナーですので靴裏の汚れをおとし、グリップを復活させるというものです。
人によっては効き目がない場合ももちろんあります。
商品詳細
メーカー:ミカサ
商品名:体育館用すべり止めシューズクリーナー
品番:MST-300
内容量:300ml
参考価格:864円
2.体育館用シューズ滑り止め
モルテンの体育館用シューズ滑り止めは、バッシュ裏に吹きかけるスプレータイプの滑り止めです。
皮膚の弱い方はかぶれてしまう場合もあるそうですので、使用には注意が必要です。
人によっては効き目がない場合ももちろんあります。
商品詳細
メーカー:モルテン
商品名:体育館用シューズ滑り止め
品番:CTS
内容量:500㏄
参考価格:4,320円
ノンスリップクリーナー
ミズノのノンスリップクリーナーは、体育館用の滑り止めスプレーです。
内容量が少ないことや持続性があまり良くないとの口コミがありました。
体育館によっても左右されますので、お試しで買ってみるのもありかもしれません。
商品詳細
メーカー:ミズノ
商品名:ノンスリップクリーナー
品番:9ZA-860
内容量:70ml
参考価格:640円
B SHARP
B SHARP(ビーシャープ)は、室内競技用の滑り止めスプレーです。
バッシュ裏に吹きかけるわけではなく、ビーシャープを染み込ませたタオルでシューズ裏を拭いて使用するそうです。
人によっては効き目がない場合ももちろんあります。
商品詳細
メーカー:ミューラー
商品名:B SHARP
品番:50227
内容量:60ml
参考価格:756円
まとめ
バッシュの滑り止めについていかがでしたか。
今回ご紹介した滑り止めの方法を試しても滑るようであれば、残念ですがそのバッシュは買い替えた方が良いでしょう。
バッシュが滑ってしまうと、カットイン、レイアップ、ジャンプシュートなどほとんどのプレーが出来なくなりますし、ご自身のケガにもつながります。
体育館自体の問題も多いですが、滑り止めスプレー以外は、すぐにでも出来ることばかりですので、是非、試してみてください。