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バスケのユニフォームの色にはルールがある?公式規定と注意点

2025年1月24日

バスケ ユニフォーム 色

バスケットボールのユニフォームには、試合の公平性や視認性を保つためのルールがあります。

特にホームとアウェイで着用する色が決まっており、グレーやシルバー、ゴールドなどは使用が制限されることも。

さらに、リーグによって番号のサイズやフォントの規定が異なり、ロゴや広告の掲載にも制限があります。

ルールを知らずにユニフォームを用意すると、試合で着用できない可能性もあるため注意が必要です。

今回は、ユニフォームの色に関する決まりを詳しく解説し、適切な選び方を紹介します。

バスケットボールのユニフォーム、色の決まりは?

バスケットボールのユニフォームには、公式ルールに基づいた色の規定があります。

特に公式戦では、チームごとに適切なカラーを選ばなければなりません。

では、どのようなルールがあるのでしょうか?

ユニフォームの基本ルール

ユニフォームの色に関する基本的なルールは以下の通りです。

  • 淡色(白系統)と濃色(黒や青など)の2種類を用意する
  • ホームチームは淡色(白など)、アウェイチームは濃色(黒や青など)を着用する
  • 視認性を確保するため、ユニフォーム番号の色はシャツと対照的なカラーを使用する
  • グレーやシルバーは淡色・濃色として認められない(番号や装飾には使用可能)
  • ゴールドやレモンイエローは、淡色・濃色の区別が明確である場合のみ使用可能

淡色と濃色の区分け

試合では、両チームのユニフォームの色が明確に区別されている必要があります。

そのため、淡色(ライトカラー)と濃色(ダークカラー)に分けるルール があります。

分類代表的な色
淡色(ライトカラー)白、クリーム、薄いグレー
濃色(ダークカラー)黒、紺、赤、濃い緑

淡色・濃色の選択ミスがあると、試合前に着替えが必要になる場合もあるので注意しましょう。

ユニフォームの色を決めるときの注意点

ユニフォームの色を決める際には、いくつかの重要なポイントがあります。

特に公式戦では、色の間違いが試合の進行に影響を与えることもあるため、慎重に選びましょう。

使ってはいけない色とは?

バスケットボールの試合では、視認性や審判の判定のしやすさを考慮し、使用が制限されている色があります。

これらの色は、相手チームや審判がユニフォームを識別しにくくなるため、基本的に推奨されていません。

禁止・推奨されない色

理由
グレー背景と同化しやすく、視認性が低い
シルバー反射による視認性の低下がある
ゴールド黄色に近く、識別が難しい
レモンイエロー明るすぎて目がチカチカすることがある
薄いベージュ淡色としても濃色としても分類しにくい

これらの色を使用する場合は、シャツとパンツのコントラストを明確にし、審判や相手チームが識別しやすい工夫をする必要があります。

ホーム・アウェイのユニフォーム色の違い

ホームチームとアウェイチームでは、着用するユニフォームの色が異なります。

これは、試合中の視認性向上のために決められています。

状況着用するユニフォーム
ホームゲーム淡色(白や薄い色)
アウェイゲーム濃色(黒や紺など)

NBA・Bリーグ・ミニバス・3×3バスケのユニフォームルールの違い

バスケットボールのリーグごとに、ユニフォームのルールが異なることがあります。

特にNBA、Bリーグ、ミニバスケットボール(U-12)、3×3バスケでは、ユニフォームの色に関する規則がそれぞれ異なります。

NBAのユニフォーム色のルール変更

NBAでは、以前はホームチーム=白、アウェイチーム=濃色というルールがありました。

しかし、近年のルール改正により、ホームでも濃色を着ることが可能になりました。

これにより、チームはブランドイメージに合わせたユニフォームの選択ができるようになり、観戦者にとってもよりカラフルな試合を楽しめるようになりました。

Bリーグのユニフォームルール

日本のBリーグでは、引き続きホームチームは白、アウェイチームは濃色というルールが適用されています。

リーグによってルールが異なるため、チームやプレイヤーは事前に確認することが重要です。

ミニバス(U-12)のユニフォームルール

ミニバスでは、一般的に白がホーム、濃色がアウェイというルールが採用されています。

また、番号のサイズやユニフォームのデザインについても 小学生向けの基準 があります。

3×3バスケットボールのユニフォームルール

3×3バスケットボールでは、ユニフォームの色に関する規定はより自由度が高いですが、試合ごとにチームが着用する色を統一することが求められます。

また、番号のサイズもFIBAルールに準拠していることが多いです。

実際にどんな色が使われている?

バスケットボールのユニフォームには、特に 白・青・赤 の3色が多く使用されています。

その理由を見てみましょう。

白・青・赤のユニフォームが多い理由

理由
視認性が高く、ホームユニフォームの定番
多くのチームで使用される人気カラー
強さや情熱を象徴するカラーで人気

試合でのユニフォーム色の決め方とベンチの関係

試合の形式によって、ユニフォームの色が決められる方法が異なります。

特に 公式戦と練習試合では決め方が違うので、事前に確認が必要です。

トーナメント戦・リーグ戦でのユニフォーム色の決め方

試合形式ユニフォームの色
トーナメント戦対戦表の左側のチームが淡色、右側が濃色
リーグ戦基本的にホームが淡色、アウェイが濃色
練習試合監督・コーチの話し合いで決定

ベンチの位置とユニフォームの関係

ベンチの位置によって、着用するユニフォームの色が決まる場合もあります。

  • 公式戦では、試合前の運営本部の指示を確認することが重要
  • ベンチの位置とユニフォームの色が関係することがあるため、混乱を避けるためにも事前の確認が必要

ユニフォームのデザイン・カラー規定の注意点

番号の色・デザインのルール

ユニフォームの番号は、試合中に視認しやすくするために一定のルールが設けられています。

番号の色はユニフォーム本体と対照的な色でなければならず、判別しやすいデザインが求められます。

  • 番号は ユニフォームの色と対照的なカラーにする
  • 番号のサイズやフォントは リーグごとの規定に準拠
  • 番号の縁取りについて、1重・2重・中抜きはOKだが、影付きや立体的なデザインは不可
  • 番号を 円形・矩形・楕円形で囲むことは禁止

番号のサイズとフォントの詳細

リーグごとに番号のサイズやフォントの規定が異なります。

試合での誤認を防ぐため、各リーグの最新ルールに従う必要があります。

リーグ前面の番号サイズ背面の番号サイズフォント指定
NBA最小5インチ(約12.7cm)最小6インチ(約15.2cm)読みやすいブロック体
Bリーグ最小15cm最小20cm角ばったゴシック体
FIBA(国際)最小10cm最小20cmシンプルなブロック体
ミニバス(U-12)最小8cm最小15cm視認性の高いゴシック体
3×3バスケットボール最小10cm最小20cmフリースタイル可能(視認性が条件)

各リーグで異なるため、公式試合に出場する際にはリーグの最新ルールを確認する必要があります。

シャツとパンツの色のルール

ユニフォームはシャツとパンツが同色である必要はありませんが、チームとしての統一感を考慮することが推奨されます。

特に視認性を確保するため、極端に異なる色の組み合わせは避けるべきです。

必ずしも上下同じ色でなくてもOKですが、チームとして統一感を出すのが一般的です。

シャツの切替デザインの制限

シャツのデザインには一定の制限があります。

特に、過度な模様やカラーブロックは認められないため、規定内のデザインにする必要があります。

  • シャツの切替部分の幅は 10cm以内
  • 肩部分の切替は 15cm以内
  • 脇部分の切替は 20cm以内
  • 番号やロゴから5cm以上離れていることが必須

パンツの規定

バスケットボールのユニフォームでは、パンツにも規定が設けられています。

パンツの色や長さに制限があり、違反すると試合に出場できない場合があります。

視認性と機能性を考慮し、以下のルールを守る必要があります。

  • パンツの色はシャツと異なっていても良いが、視認性を確保すること。
  • パンツの長さは膝上まで。膝頭にかかるものは不可。
  • パンツに装飾やロゴを入れる場合は、リーグごとの規定を確認すること。

シャツやパンツのロゴ・広告制限

バスケットボールのユニフォームには、ロゴや広告の掲載に関する制限があります。

過度な装飾を避けることで、視認性を確保し、試合中の混乱を防ぐ目的があります。

  • チーム名やロゴは、全員が同じデザインを使用すること。
  • メーカーのロゴは20cm²以下にすること。
  • 広告は最大2つ(シャツの前後に1つずつ)、各1行まで。
  • シャツやパンツの装飾は、視認性を損なわないようにすること。

まとめ

バスケットボールのユニフォームの色には、視認性を確保し、スムーズな試合運営を実現するためのルールがあります。

基本はホームが淡色、アウェイが濃色ですが、リーグごとに異なる決まりが存在します。

視認しにくい色やデザインは使用が制限されるため、選ぶ際には注意が必要です。

また、番号の色やフォント、ロゴや広告のサイズにも細かい規定があるため、事前の確認が欠かせません。

ルールを理解し、最適なユニフォームを準備することで、試合に集中できる環境を整えましょう。

  • この記事を書いた人

バスケおじさん

バスケを愛し20何年、辞められずいまだにバスケプレーヤーとしてやっています。 長年バスケを経験しているからこそ分かる事もあります。 そんなバスケで役立つ情報をお伝えしていきます。

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