バスケのボールってメーカーやサイズ、など色々あって迷ってしまいますよね。
ちょっとボールを調べている人は分かると思いますが、さらに、皮、ゴムなどの素材から公式球など、どれを選んで良いのか分からなくなる方がほとんどでしょう。
そこで、バスケのボールについて詳しく調べてみました。
これから、バスケのボールを買おう、買い換えようと思っているのであれば、是非とも参考にしてもらいたいです。
※2018年7月25日に公開した記事ですが、文言等を追記し、その他の部分も修正して2020年5月13日に再度公開しました。
バスケのボールを選ぶ上で確認すべき3つの事
1.ボールのサイズ
球技のスポーツでボールのサイズを表す言葉で「〇号」と聞いたことはありませんか?
バスケのボールも「〇号」と表し、バスケの場合で使用するボールの号数は、「5号」、「6号」、「7号」の3種類になります。
さらに、この3種類のボールには、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人などの年代や男子、女子とでは、使用するサイズが決まっています。
5号ボールは、小学校、ミニバス用のバスケットボールになります。
5号ボールの規格は以下になります。
- 直径:22cm
- 周囲:69~71cm
- 重さ:470~500g
私、個人的な意見になりますが、小学校でバスケやミニバスをやっているお子さんは、練習や試合ではどうしても5号ボールを使用することになりますが、普段は7号ボールで慣れておくと中学校に行ってもスムーズに行けると思いますので、7号の購入をおすすめいたします。
6号ボールは、「中学、高校、大学、社会人の女子」が使用するボールになります。
6号ボールの規格は以下になります。
- 直径:23.2cm
- 周囲:72.4~73.7cm
- 重さ:510~567g
昔、バスケをやっていたお父さんは、もしかしたら中学校男子のボールって6号じゃないの?と思うかもしれませんが、平成25年より6号から7号にボールが変わりました。
したがって、6号ボールを使うのは、小学校以外の女子と考えていて問題ないと思います。
7号ボールは、「中学、高校、大学、社会人の男子」が使用するボールになります。
7号ボールの規格は以下になります。
- 直径:24.5cm
- 周囲:74.9~78cm
- 重さ:567~650g
中学から7号ボールを使用するため、ミニバスをやっている子達は、5号から7号へと大きさや重さにかなりの変化を感じると思います。
中学校からバスケを始めたいお子さんはもちろんですが、ミニバスをやっているお子さんにも7号ボールに慣れておくのが良いのではないでしょうか。
ちなみに上記写真であるモルテンのBG5000のボールの重さを測ったところ「616g」でした。
2.ボールの素材
バスケのボールって大きさが違う以外、あとは何でも一緒だと思っていたら、それは間違いです。
バスケのボールは大きさそれぞれに、以下の素材があります。
- 天然皮革
- 人工皮革
- エナメル合成皮革
- ゴム
体育館での試合用、練習用、ストリート用と場所によって使い分ける必要がありますが、どれを選んでよいか分からないでしょう。
簡単にご紹介いたします。
天然皮革のボールは、Bリーグやインターハイ、さらに国際大会の試合球として使用されています。
グリップ性が高く、使い込むほど手になじんできます。
デメリットといえば、メンテナンスが面倒なことと大会のオフィシャルボールだけあって、値段が少々高くなることでしょうか。
本格的にバスケをやりたい、やろうと思っているのであれば、迷わず天然皮革のボールを選びましょう。
人工皮革のボールは、おそらく天然皮革と見た目は、あまり変わらないかもしれません。
耐久性に優れており、体育館はもちろん、屋外でも使用は可能ですが、あまりおすすめはいたしません。
天然皮革のボールに比べて安くなりますが、使い込むほどグリップ性が悪くなるのが、人工皮革のデメリットです。
練習用として使用するのであれば、人工皮革のボールで十分でしょう。
エナメル合成皮革は、表面がエナメル加工されていて、主にストリートバスケなど屋外で使用するボールになります。
耐久性はもちろんですが、砂地の場所での使用ですとボールに砂が付着し、少々使いづらいかもしれません。
体育館でも使用できると思いますが、バウンド具合が全く違いますので、おすすめできないでしょう。
ゴム製のボールは、スポーツショップだけではなくホームセンターなどでも販売されているボールです。
ゴム製ですので、耐久性は抜群で主に屋外用として使用し、価格は安めに設定されています。
「まずは、外で子どもとボール遊びでゴムボールを購入」なんて、ご家庭も多いのではないでしょうか。
3.ボールメーカー
バスケのボールは、メーカーもたくさんあります。
ボール専門のメーカーから、ナイキなどのシューズメーカーまで結構あります。
まずは、どんなメーカーがあるのかご確認ください。
- モルテン
- スポルディング
- ミカサ
- タチカラ
- ナイキ
- アディダス
- アンダーアーマー
どれが良い、とは一概に言えませんが、試合球として使用するのであれば、公式試合球として使用されている「モルテンのボール」を選択するのが良いと思います。
ストリートでの使用は、タチカラのボールがおすすめかもしれません。
屋内用バスケットボールのおすすめボール10選
屋内、屋外とバスケットをやる場所によって、ボールの種類が変わりますが、ここでは、体育館(屋内)で使用するおすすめボールをご紹介いたします。
1.JB5000
モルテンのJB5000、5号ボールは、全国ミニバスケットボール大会唯一の公式試合球です。
手触りが良く、ミニバスをやっている子ども達の手にもマッチすることでしょう。
また、5号ボールは、天然皮革のものは無いようですので、人工皮革で問題ありません。
商品詳細
メーカー:モルテン
商品名:JB5000
サイズ:5号
素材:人工皮革
参考価格:4,536円
2.CF500
ミカサのCF500は、日本バスケットボール協会検定球として扱われているボールです。
公式球ではありませんが、普段の練習にはピッタリなバスケットボールだと思います。
価格がリーズナブルな事も特長と言えます。
商品詳細
メーカー:ミカサ
商品名:CF500
サイズ:5号
素材:人工皮革
参考価格:3,132円
3.TF-250
スポルディングのTF-250は、日本バスケットボール協会公認の5号ボールです。
耐久性が高く、屋外でも対応できると言います。
商品詳細
メーカー:スポルディング
商品名:TF-250
サイズ:5号
素材:合成皮革
参考価格:3,780円
1.BG5000
モルテンのBG5000は、女子バスケットではナンバーワンの6号ボールと言えます。
WJBL((一社)バスケットボール女子日本リーグ)主催大会などの公式球として使用されています。
モルテンの7号ボールも「BG5000」という品名ですのでお間違えなく。
商品詳細
メーカー:モルテン
商品名:BG5000
サイズ:6号
素材:天然皮革
参考価格:13,310円
2.CF6000
ミカサのCF6000は、手にやさしいソフト感がある6号ボールです。
検定球としてなっていますが、全国高等学校総合体育大会や全国中学校体育大会での公式試合球としても採用されています。
商品詳細
メーカー:ミカサ
商品名:CF6000
サイズ:6号
素材:天然皮革
参考価格:9,936円
3.TF-250
スポルディングのTF-250は、日本バスケットボール協会公認の6号ボールです。
耐久性が高く、屋外でも対応できると言います。
5号ボールと同じ「TF-250」という商品名になりますので、ボールサイズを間違えないようにしてください。
商品詳細
メーカー:スポルディング
商品名:TF-250
サイズ:6号
素材:合成皮革
参考価格:4,104円
1.BG5000
モルテンのBG5000は、普段、私も使用している7号ボールになります。
国際バスケットボール連盟(FIBA)主催大会、日本バスケットボール協会(JBA)主催大会など名立たる公式球として使用されています。
このボールでバスケをやったら、他のボールでは満足できないかもしれませんよ。
商品詳細
メーカー:モルテン
商品名:BG5000
サイズ:7号
素材:天然皮革
参考価格:15,620円
2.JB5000
モルテンのJB5000、7号球は、「全国高等学校体育連盟主催大会公式試合球」「全国中学校体育大会公式試合球」として使用されているボールになります。
デザイン性はGL7Xに劣りますが、天然皮革でモルテンの7号ボールが欲しいのであれば、このボールでも問題ないでしょう。
商品詳細
メーカー:モルテン
商品名:JB5000
サイズ:7号
素材:天然皮革
参考価格:10,152円
3.CF7000
ミカサのCF7000は、日本製の天然皮革を使用した7号ボールです。
全国高等学校総合体育大会や全国中学校体育大会での公式試合球としても使用され、手にやさしいソフト感は抜群でしょう。
商品詳細
メーカー:ミカサ
商品名:CF7000
サイズ:7号
素材:天然皮革
参考価格:10,152円
4.TF-1000
スポルディングのTF-1000は、手の汗を吸収し蒸発するボールとして開発されました。
ユーロリーグやスペインリーグなどで公式試合球として使用されている他、東京六大学バスケットボールリーグ戦などにも使用されています。
商品詳細
メーカー:スポルディング
商品名:TF-1000
サイズ:7号
素材:人工皮革
参考価格:8,100円
まとめ
バスケのボールについていかがでしたか。
バスケをやる上で、ボールについて知っておくのも大切です。
学校であれば、すでにバスケのボールが用意されているので心配ないですが、体育館用のボールを自分で買うようになった時の参考としてもらいたいです。