ザムストのインソールでケガ予防と快適な動きをサポート

「足裏や膝の疲労が気になる…」「パフォーマンスがなかなか安定しない…」そんな悩みを抱えるスポーツプレイヤーに注目されているのが、ザムストの高機能インソールです。

医療発想に基づいた設計により、足のアーチ構造を的確にサポートしながら、動きの安定性と衝撃吸収性を高めてくれるのが特徴。

用途や足の形に合わせて選べる4つのモデルは、ジャンプや方向転換が多いバスケットボールにもぴったり。

ここからは、それぞれのモデルの特徴や選び方を詳しく紹介していきます。

ザムストのインソールとは？

ザムストのインソール「Footcraft（フットクラフト）」シリーズは、“足の構造と動きの医学的理解”をベースに開発された高機能インソールです。

一般的なインソールは、衝撃を和らげるクッション性を重視した製品が多い中、Footcraftは足裏から「身体全体の安定性」を高めるというコンセプトで設計されています。

そのため、単なる履き心地向上だけでなく、着地の衝撃吸収・姿勢の補正・パフォーマンス向上・ケガの予防といった多面的なサポートが可能です。

ザムストインソールの3つの特長

1. アーチタイプ別に選べる：ロー／ミドル／ハイの3タイプで個々の足形に対応

2. ホールド設計：深めのヒールカップと立体構造が踵のブレを防ぎ、安定感を向上

3. スポーツ医学に基づいたサポート力：筋肉・関節への負担を分散し、ケガや疲労を予防

他のインソールと何が違う？

比較項目	一般的なインソール	ザムスト Footcraft
目的	クッション性・履き心地の改善	足元から体全体の動きを支える
構造	平面構造・汎用設計	立体形状＋アーチ別設計
サポート力	部分的	足全体を面で支える
フィット感	ややゆるめ	足との一体感を重視
用途	日常使用が中心	スポーツ・リハビリ・立ち仕事など

スポーツで発揮されるFootcraftの真価

ザムストのFootcraftインソールは、足元のぐらつきによるエネルギーロスを抑え、動作効率を高めることを目的としています。

特にバスケットボールのような、ジャンプ・着地・方向転換が連続する競技では、足の安定がそのままパフォーマンスとケガ予防につながります。

Footcraftが重視する機能領域

結果として、プレー後半の足の疲れ・動きの鈍り・足裏や膝の違和感といった問題を未然に防ぐことが期待できます。

踵の安定化：ブレを抑えて姿勢を整える
アーチサポート：足底筋膜やふくらはぎへの過剰な負担を緩和
前足部の衝撃分散：ジャンプや踏み出しの負荷を効率よく分散

インソールのサポート機能

ザムストのFootcraftインソールは、ただ「履き心地をよくする」だけの中敷ではありません。

足の各部位を正しく支え、自然な動作を誘導することで、パフォーマンス向上やケガの予防を実現する“動作補助ギア”として設計されています。

ここでは、その構造的なサポート機能を、パーツごとに分解して見ていきましょう。

1. 深めのヒールカップで踵のブレを防ぐ

インソールのかかと部には、踵をしっかりと包み込む深めのヒールカップ構造を採用。

この構造により、ジャンプや急停止などの動きで起こりやすい踵の左右ブレ（過回内・過回外）を抑制し、足元の安定性を確保します。

バスケットボールのようにステップ・ストップ・ジャンプが連続するスポーツでは、この安定性がフォーム崩れやケガのリスク低減につながります。

2. アーチサポート構造で足裏の負担を分散

インソール中央部にはアーチ構造にフィットする立体的な隆起が設けられています。

これにより、土踏まず（内側縦アーチ）を適度に支えることで、次のような効果が得られます。

足底筋膜炎やアーチの落ち込みの予防
地面への力伝達の効率化
足裏やふくらはぎの張りの軽減

アーチタイプ	主な課題	サポート効果
ローアーチ	疲れやすい、土踏まずが落ちる	アーチを持ち上げ、筋肉疲労を軽減
ミドルアーチ	負担バランスにムラが出やすい	全体の姿勢を安定化
ハイアーチ	衝撃が集中しやすく、ブレやすい	接地面を増やし衝撃を分散

3. 前足部クッション＆グリップで踏み出しサポート

つま先側には、動き出しの反発力を高める前足部クッション構造が施されています。

特に「AGILITY GRIP」モデルでは、滑り止めのグリップゾーンを追加し、踏み込み時のズレを防止。

これにより、クイックターン・方向転換・加速動作において、より鋭い動きを可能にします。

4. 多層構造で衝撃吸収と反発性を両立

ザムストインソールは、用途に応じて高反発EVA・低反発パッド・制振素材などを複数層に組み合わせています。

そのため、モデルによって衝撃吸収寄り or 反発力重視を選択できるのも大きな魅力。

モデル名	クッション性	反発性	特徴
STANDARD	★★★☆☆	★★★☆☆	基本性能をバランス良く搭載
STANDARD CUSHION+	★★★★★	★★★☆☆	長時間プレーや衝撃吸収重視
AGILITY GRIP	★★★☆☆	★★★★☆	踏み出しの鋭さと安定性を強化
Cushioned for SPORTS	★★★★★	★★★☆☆	全面クッション構造で疲労対策に最適

サイズの選び方｜自分に合った1足を見つけるために

ザムストのFootcraftインソールを最大限に活かすには、「サイズ」と「アーチタイプ」の両方を正しく選ぶことが重要です。

合わないサイズを使うと、フィット感が悪くなるだけでなく、パフォーマンスの低下や逆に足を痛める原因にもなりかねません。

ここでは、迷いやすいポイントを整理しながら、適切なサイズ選びの方法を解説します。

ステップ①：シューズサイズに合ったインソールサイズを選ぶ

基本的には、普段履いているスポーツシューズのサイズに合わせてインソールを選びます。

FootcraftはS～XL（22.0cm～30.0cm相当）の展開で、シューズに合わせてハサミで微調整（つま先側）も可能です。

ポイントとして、厚手のソックスを履く方や、きつめのシューズを履いている方は、やや小さめ寄りで選び、調整するのがおすすめです。

インソールサイズ	対応シューズサイズの目安
S	22.0～24.0cm
M	24.0～26.0cm
L	26.0～28.0cm
XL	28.0～30.0cm

ステップ②：自分のアーチタイプを確認

Footcraftは、サイズだけでなくアーチ形状（足裏のカーブ）に合わせて3タイプ（ロー／ミドル／ハイ）から選べるのが特徴です。

ご自身のアーチタイプを簡単に確認する方法は以下の通りです。

足型の濡れチェック

足を水で軽く濡らす
白い紙や段ボールに足をまっすぐ置いて足型を取る
土踏まずの跡の出方を確認

アーチタイプ	足型の特徴	おすすめモデル
ローアーチ	土踏まずがほぼ見えない（べったり）	ローアーチモデル
ミドルアーチ	土踏まずの内側が自然にくびれている	ミドルアーチモデル
ハイアーチ	土踏まずのくびれが深く、外側に偏っている	ハイアーチモデル

※アーチタイプが合っていないと、インソールの効果が半減するだけでなく、足・膝・腰などへの余計な負担を引き起こすこともあります。

ステップ③：インソールの厚みと靴のフィット感も確認

ザムストのFootcraftシリーズはモデルによってインソールの厚み（特にクッション性）が異なります。

シューズの内寸に余裕が少ない場合は、STANDARDやAGILITY GRIPのような薄型タイプを、

クッションを重視するならCUSHION+やCushioned for SPORTSといった厚みのあるモデルを選びましょう。

モデル別の厚み目安（つま先基準）

モデル名	厚み	適した用途
STANDARD	約3.5mm	バランス重視／薄手のシューズに◎
STANDARD CUSHION+	約5.0mm	衝撃軽減／長時間プレーに◎
AGILITY GRIP	約4.0mm	切り返し重視／グリップ強化
Cushioned for SPORTS	約5.5mm	クッション重視／リカバリーにも