バスケをやっている時は、あまり気にしていないと思いますが「コートサイズ」はご存知ですか?
陸上なら「100m」、水泳は「25m」や「50m」とそれぞれのサイズが決まっており、皆さんもご存知かもしれません。
バスケのコートが2面とれる体育館と1面の体育館では、コートサイズが違うんじゃないか?だなんて思ったこともあるでしょう。
オールコートと言っても、端から端までを使う訳ではないですし、コートサイズを知っていてもプレーに影響はないかもしれませんが、ミニバスをやらせてみようと思っている親の方はバスケのコートサイズは知っておいたほうが良い部分もあります。
ここでは、バスケのコートサイズについて詳しくご紹介したいと思います。
通常バスケコートとミニバスバスケコートの違い
ミニバスと通常のバスケでは、ボールの大きさ、試合時間、など違うのはお分かりかと思いますが、コートサイズも少々異なります。
通常バスケコートとミニバスのバスケコートについて、それぞれ詳しくご紹介いたします。
1.通常バスケコート
公式大会はもちろんですが、一般的なバスケのコートサイズは、以下のように決まっています。
- 長さ:28m
- 横幅:15m
基本的には白くラインが引かれており、白いラインの幅は「5cm」、コートの大きさはラインの内側で計測されます。
公式大会では、サイドラインやエンドラインから2m以上障害物のない区域が必要となります。
2.ミニバスバスケコート
ミニバス用のバスケコートは以下のように決まっています。
- 長さ:22m~28m
- 横幅:12m~15m
基本的には白くラインが引かれており、白いラインの幅は「5cm」、コートの大きさはラインの内側で計測されます。
公式大会では、サイドラインやエンドラインから1m以上障害物のない区域が必要となります。
ミニバスのコートの主な特長は、「昔懐かしい台形の制限区域」や「3ポイントラインが無い」事でしょう。
また、コートの長さが22m~28mや横幅12m~15mとなっていますが、これは「この範囲であればミニバスのコートとして使用してよい」との事です。
したがって大会では前もって試合会場のコートサイズを聞いておくのも良いと思います。
知っておくとお得な制限区域ラインや3ポイントライン
1.通常バスケコート
一般バスケコートの制限区域ラインや3ポイントラインなど知っておくと良いラインは以下の7つになります。
- 3ポイントライン:ゴールから6.75m
- 0度3ポイントライン:ゴールから6.6m
- フリースローライン:エンドラインから5.8m
- フリースロー:フリースローラインからゴール中心まで4.225m
- フリースローサークル半径:1.8m
- 制限区域幅:4.9m
- エンドラインからボードまで:1.2m
例えば、3ポイントラインの45度と0度とを比べた場合、0度の方が15cm短いという事になります。
2.ミニバスコート
ミニバスコートの制限区域ラインなどで知っておくと良いラインは以下の5つになります。
- フリースローライン:エンドラインから4.85m
- フリースロー:フリースローラインからゴール中心まで3.625m
- フリースローサークル半径:1.8m
- エンドラインからボードまで:0.85m
- 制限区域エンドライン幅:5.6m
ミニバスは、まだまだ筋力が不足しがちな子どもですので、フリースローも短いですね。
参考:その他体育館スポーツコートサイズ
バスケのコートサイズについてご紹介してきましたが、バレーボールやバトミントンなど体育館で出来るスポーツが他にもあり、それぞれコートサイズがあります。
バスケのコートサイズとどれだけ違うのか、参考にしてみてください。
バレーボールのコートサイズは、外側のラインで計測します。(バスケは内側ライン)
ラインの幅は、バスケと同じく5cmです。
バトミントンのコートサイズは、外側のラインで計測します。(バスケは内側ライン)
ラインの幅は、バスケよりも1cm短い4cmです。
ハンドボールのコートサイズは、外側のラインで計測します。(バスケは内側ライン)
ラインの幅は、バスケと同じく5cmです。
ドッジボールのコートサイズは少々複雑です。
内野と外野があり、内野は「10m×10m」、外野幅が「3m」になります。
ラインの幅は5cm以上7cm以内です。
まとめ
バスケのコートサイズはいかがでしたか。
コートサイズを知っているからと言って、プレーに影響はありません。
ただ、天井までの高さや、サイドラインやエンドラインから壁までの長さなどで、距離感が変わってくるとは思います。
また、ミニバスの場合は、試合会場によって少々コートサイズが違うそうですので、事前に確認をしておくことをおすすめいたします。